上野へ二台持ち
本日のカメラ:Panasonic Lumix GX8
今年の夏はとても暑く、厳しいものがあります。
そんな中でも、上野へ行く。
上野・不忍池の蓮を撮るのだ。
使命というか、年中行事というか、とにかく行きたくなるのだ。
といいながら、去年などはタイミングを逃してしまったあまり撮れなかったわけですが、今年は去年の反省からしっかりとスケジュールを見て出かける。
そして、なんだか体力があったのか、二台持ち。
一台は、シグマのSD1 Merrillという重いボディに重いレンズ。今年はこれで撮ることを決めていたから、これは必須。
しかし、シグマのSD1 Merrillは当たり外れの大きいカメラ。
でも、年に一度のロータスハンターですから、大きく外したくもないし、ホームページの素材としても撮っておかなくてはいけないから、安全牌のPanasonic LUMIX GX8。これは小型な部類に入るから、サブ機としては申し分ない。
ということで、二台持ち。
LUMIX GX8に、OLYMPUSの60mmマクロレンズを付けて。
今回思ったのは、カメラはやっぱりレンズなのか・・・ということ。
普段、LUMIX GX8は、SUMILUX 15mm をつけっぱなし。これはこれでいいレンズではあるのですが、馴れなのか、はたまた画角の問題なのか、あまり“ハッ!”とするようなの感じは少ない。街撮り用として愛用しているので、そもそも画面の中での被写体のテーマ設定が曖昧だからというのもあるかもしれないが。
なので、レンズの性能の善し悪しを比較するものではないけれど、それも含めてのレンズ選びということなのだろう。
レンズが欲しくなる・・・
こうなってくると、レンズが欲しくなる・・・。
そして、ドナドナしてしまったレンズが惜しくなる・・・。
なかなか使い切れなかったOLYMPUSの75mmのレンズ。
あれは切れがあって、明るくて、自分が撮ったとは思えないような絵が出てくるレンズだった。立体感もあった。しかし最小焦点距離が長く、中望遠ということもあって用途がごくごく限られていたので手放してしまった。今回の撮影で、あのレンズがあったらなぁ・・・と、ドナドナしたことをはじめて後悔してしまった。
最近はカメラ本体も高いし、レンズも高くなっている。
もちろんそれなりの高性能だし、カメラはローテクもハイテクも高度に融合しているものだからそれは理解できている。カメラ会社も存続し、かつ繫栄してほしいから、そこは文句を言わないようにしている。
でも、庶民だし・・・。
カメラ本体だけではなく、レンズも含めたトータルなシステムとして自分が楽しめる範囲のものが良いよなぁって思う。フルサイズ機ももちろん憧れだ。でもマイクロフォーサーズはそのトータル的に手が届くというのも魅力の一つです。
その他のハスの写真・撮り比べ
今日の一冊
使用しているカメラ・レンズ・機材
これまでの寫眞機帖
写真好き、カメラ好き、レンズ好き
瀬戸郁保 Ikuyasu Seto
スマートフォンのカメラの性能が上がったけれど、やっぱりカメラが好き。とくに濃い感じの絵作りが好きです。メインはSIGMA。本業は鍼灸師、国際中医師、気功などの東洋医学畑。東京の表参道で源保堂鍼灸院・薬戸金堂を営んでいます。
本サイトの写真について
本サイトの写真は、基本的にはRAW現像したものです。
また、運営上の事情により、写真のファイルは圧縮や画面に合わせて縮小せざるを得ないところがあります。よって、本サイトで掲載している写真は、カメラの性能をそのまま現したものではなく、また、本サイトの目的はカメラの性能を示すためのものではないことをご了承ください。
しかし、それでもカメラが好きなものとしては、各カメラの絵作りのようなものが伝わればと思っておりますので、その参考になれば幸いです。
[…] 上野・ロータスハンター・撮り比べ […]
[…] 上野・ロータスハンター・撮り比べ […]