Foveon Quattro センサー

(C)遊人寫眞機帖 SIGMA LUMIX 写真ギャラリーブログ

 ひょんなことから、Foveon Quattroセンサー搭載のdp1 Quattroを手にすることになりました。

 “ひょんなことから”というのはこんなお話です。

 実は、愛用していたSIGMA DP1xが故障してしまいました。カメラは小型家電ですから、近くのコミュニティセンター備え付けの小型家電収集ボックスにもっていけばいいわけですが、物はカメラです。しかも愛着のある一台ですから、そうやすやすと捨てる気にはなれません。なので、しばらくそのまま放置して、どうにかならないものかなと思案していたわけですが、沈胴式のレンズが出っぱなしで、放置するにも正直邪魔なわけです。

 そこでさてどうしたものかとSIGMAに問い合わせたところ、すでに修理期間は終了しているとのことで、直すことはできないという。

 しかし・・・

 こんな提案をSIGMAからいただきました。
 製品の登録をしているお客様には、壊れた商品(ここではDP1x)をSIGMAが引き取り、それと引き換えに、新しい商品(この場合はdp1 quattro)を格安で購入できるという制度があるとのこと。ちなみにこの値段については、ここでは書けないのですが、量販店で買うよりもやや安いくらいです。

 このご提案をいただいたとき、ちょうど少し自由にできる貯金があったことと、何よりも愛機DP1xをSIGMAに里帰りさせることができるというのがうれしいということで、即決しました。

 ということで、フォビオンセンサーコレクションの一つに、奇しくもQuattroが加わることになりました。

 Merrillファンの方からすると、Quattroセンサーはベイヤーセンサーに近いとか、感動があまりないというご意見もちらほら。私は技術的なことはよくわからないけれど、これはこれで味がある絵が出るし、やはりこれでないと撮れない絵があるよな、ってことを感じます。だから、これはこれで撮っていて楽しいわけです。

 もちろん、壊れてしまったDP1xの絵もすごく好きだったので、なんとも複雑であることは確かですけどね。

ということで、ぼちぼちと撮り始めていますので、いくつか作例のようなものをとりとめもなく並べさせていただきます。

使用している寫眞機・レンズ・機材

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旅立ったキミへ(4)

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瀬戸郁保 Ikuyasu Seto

スマートフォンのカメラの性能が上がったけれど、やっぱりカメラが好き。とくに濃い感じの絵作りが好きです。メインはSIGMA。本業は鍼灸師、国際中医師、気功などの東洋医学畑。東京の表参道で源保堂鍼灸院・薬戸金堂を営んでいます。

本サイトの写真について
本サイトの写真は、基本的にはRAW現像したものです。
また、運営上の事情により、写真のファイルは圧縮や画面に合わせて縮小せざるを得ないところがあります。よって、本サイトで掲載している写真は、カメラの性能をそのまま現したものではなく、また、本サイトの目的はカメラの性能を示すためのものではないことをご了承ください。
しかし、それでもカメラが好きなものとしては、各カメラの絵作りのようなものが伝わればと思っておりますので、その参考になれば幸いです。

東京の表参道で鍼灸院と漢方薬店を営んでいます。趣味は写真、カメラ、レンズ。街のスナップなどを中心に、写真表現を楽しんでいます。鍼灸は、二階堂師匠から受け継いだ本治法と呼ばれる古典鍼灸をメインにしています。漢方薬はイスクラとJPSです。

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