本日のカメラ:OLYMPUS E-PL2
出逢い、被写体、人生
キミたちが来たからカメラを買ったのか?
カメラを買ったタイミングでキミたちが来たのか?
それがどっちだったかは今では皆目見当が使いないし、そんなことは今更どうでもよいわけで。
しかし、確実に言えることは、これ以降、私のカメラの被写体は、圧倒的にキミたちということになった。その数は、半端ない数になったのだ。フィルム時代のように枚数を気にすることもないのだし、目の前に存在感がある君たちがいるのだから、もうそれだけで十分だった。
カメラで写真を撮るということは、私にとって被写体に向き合うということ。
その向き合い方は臨機応変で変わっていくけれど、そこに被写体があるということ、その被写体との出逢いがあるからこその一枚になる。カメラの性能が上がっても、被写体に出逢わないことには宝の持ち腐れなのだ。
そして、こういった愛すべき君たちに出逢えるということが、人生における奇跡なのだと思う。
人生は一度きり。
若い頃はこの言葉の意味を理解していたと思う。
でも、その重みは実感できていなかったと思う。
この貴重な一度きりの人生で、どれだけ私はこれまで出逢うことができただろうか。そして、あとどれだけあるのかわからない残りの人生で、どれだけの出逢いがあるのだろうか?
出逢いの積み重ねでしか人生を深められないのだとしたら、もっともっと出逢いたい。
嫌なやつ、高慢なやつ、つまらないやつ・・・そういった人には逢いたくはないが、仕方がない、それも私という人生の舞台にやってきて彩ってくれたのだ、出逢ったときにはかまわず“ありがとう!”と言ってやればいいじゃないか。
その繰り返しで、私の人生は実り豊かになる。
人生が豊かになる、それは出逢い。
キミたちと出逢って、確実に私はしあわせになったのだ。
傑作がたくさんある。
どれも何気に撮ったものばかりだけど、どれもが良い写真だ。
いい被写体、いい出逢い、それが良い人生になっていく源だ。
今日の一冊
使用しているカメラ・レンズ・機材
これまでの寫眞機帖
写真好き、カメラ好き、レンズ好き
瀬戸郁保 Ikuyasu Seto
スマートフォンのカメラの性能が上がったけれど、やっぱりカメラが好き。とくに濃い感じの絵作りが好きです。メインはSIGMA。本業は鍼灸師、国際中医師、気功などの東洋医学畑。東京の表参道で源保堂鍼灸院・薬戸金堂を営んでいます。
本サイトの写真について
本サイトの写真は、基本的にはRAW現像したものです。
また、運営上の事情により、写真のファイルは圧縮や画面に合わせて縮小せざるを得ないところがあります。よって、本サイトで掲載している写真は、カメラの性能をそのまま現したものではなく、また、本サイトの目的はカメラの性能を示すためのものではないことをご了承ください。
しかし、それでもカメラが好きなものとしては、各カメラの絵作りのようなものが伝わればと思っておりますので、その参考になれば幸いです。
カメラ目線ばっちりのにゃんこたち、語り掛けてくれるようですね。
岩合さんに勝ってます(^^v
沢山の命の輝きをありがとうございます。